主な登場人物紹介

| 序章「貴人来訪」へ | 「馬に恋した娘」目次へ |

小夜(さよ)

14歳、女
この物語の主人公。わけあって大名の厩へよく出入りしている村娘。

小梅(こうめ)

18歳、女
小夜が姉のように慕っている娘。以下に登場する厩ノ長、武丸の妹。

武丸(たけまる)

24歳、男
若いながら、厩者たちから全幅の信頼を集める厩ノ長。
が、物語の序盤でとんでもない暴漢に豹変する。

狐(きつね)

24歳、男
山の神の使いと名乗る美男の若武者。コックリの一員。
本名は狐田 翔次郎(きつねだ しょうじろう)。

その他の登場人物

  • 萩野(はぎの):小夜の母。女で一つで小夜を育てた、たくましいお母さん。
  • 菊野(きくの):二十四年前に亡くなった萩野の姉。小夜の叔母にあたる。
  • 鳶(とび):厩の副長。が、口が大変悪く、武丸とは犬猿の仲。
  • 小太郎(こたろう):鳶の息子。厩者の一員。
  • 葵(あおい):鳶の妻であり小太郎の母。狐田家の下働きをしている。
  • しら(しら):神話に登場する「馬に恋した」女神。
  • 神馬たち

  • 絶影青毛(ぜつえいあおげ):小夜が一番かわいがっている真っ黒な馬。
  • 翻羽葦毛(ほんうあしげ):小梅がかわいがっている白い馬。
  • 奔翔鹿毛(ほんしょうかげ):全身赤茶色でタテガミと尾が黒い馬。
  • 騰霧栗毛(とうむくりげ):全身が栗色の馬。
  • 喩輝河原毛(ゆきかわらげ):全身が黄土色で、蹄や背骨付近が黒い馬。

  • inserted by FC2 system