記念座談会 20000hitは魔法リンゴで祝いましょう?!

20000Hitありがとうございます!
正確には、開設当初(2003/8/23)からのものでは、ないんですけどね。だいぶ前にカウンターが突然リセットしてしまうという事件が発生したため2006/8/12に新調。10000からカウントしているので、一年半で10000名さま。本当にありがとうございました!
というわけで、以前からアンケートをとらせていただいていた、20000Hit記念企画を開催します。
「風神の墓標」未読の方も、特に予備知識は必要ないのでお気軽にどうぞ^^


【登場人物】
(世界観は第一部一章と二章の間を想定しています。ネタバレなし)
ウラル:「風神の墓標」主人公の元村娘。
ジン:第一部での準主人公。反国組織〈スヴェル〉の総大将。
フギン:第二部での準主人公。ジンの部下、もと盗賊。
アラーハ:全編通してのキーマン。森を住処とする大男。

ウラル:いつも「Empty Air」ならびに「風神の墓標」のご愛顧、ありがとうございます(ぺこり)
ジン:みなさんのお陰で、このサイトは2008年2月、20000Hitを迎えることができた。みなさんには、なんとお礼を言っていいものかな。本当に、ありがとう。
フギン:てかさぁ、俺たちの物語、ジャスト一年間止まりっぱなしなんだけどさ。いいのかなぁ、そこんとこ。
ジン:こら、読者さんがたの前だぞ。もっと言葉をあらためんか(ゲンコツのかまえ)
フギン:(ひょいっと距離おいて)だって事実だろー(べー)
ジン:こら待て!(フギンの襟首つかもうと手を伸ばす)
フギン:待てと言われて待つわけねーだろ!(ひらり)
ジン:(読者さんがたの視線に気づいたように)すまんな、見苦しいところを(油断したフギンをとっつかまえて頭ぐりぐり)
フギン:いでててて……。なにすんだ!
ウラル:まあまあ。お祝いの席なんだから、そのくらいに。ね?  なにはともあれ、更新休止の件については、作者によくよく謝っておけと言われました。申し訳ないです(ぺこり)
ジン:なんでも受験がどうとかで、まだ一年くらい休止する予定だそうだ。本当に、とことん申し訳ないな。
フギン:(頭さすりつつ)それでよく、数ある投票項目の中で「風神の墓標で座談会」がぶっちぎりだったよな。結果発表はしなくていいのかい?
ウラル:そうそう。最終結果はアラーハが持ってきてくれるはずなんだけど。遅いわね、アラーハ。
(ドアが開いてリンゴ入りのカゴを持ったアラーハ登場)
アラーハ:ちょうど俺の出番みたいだったみたいだな。ほい、投票結果だ(四つのリンゴを机にならべて)
フギン:リンゴが投票結果かい、アラーハ?
アラーハ:リンゴそのものじゃない。ここに作者からの手紙が……ジン、読んでくれ。
ジン:そうか、字が読めるのは、このメンバーでは俺だけだったな。(手紙を受け取り)――こんにちは、作者の梟眼です。まさか座談会がぶっちぎるとは思いませんでした^^; こんな機会を与えてくださった読者のみなさまがたに、ただただ感謝です! というわけで、登場人物たちにゲームをやってもらいましょう。その反応をもって、ささやかながらお礼と代えさせていただきます。
フギン:いやな予感。
ジン:ここにあるリンゴ四つを、四人の登場人物に食べてもらうわけですが、実はこれ、ただのリンゴではありません。ひとつめは中に今回の投票結果の書かれた紙が入っています。ふたつめは、一見普通に見えますが、たっぷりワサビがねじこんであるのでご注意。ちなみに、もちろん完食していただきます。
アラーハ:リンゴを受け取った時から、そんな気はしてたぞ。なんせ、変なニオイがしてたからな。そうか、ワサビか。
ジン:おいおい、その時点で突き返してくれよ、アラーハ(苦笑い)――みっつめは、座談会の間のみ性転換、男化or女化します。そして、最後のひとつには第三部の内容を予告した紙がねじこんであります。もちろん拒否権ナシですよ。ではでは、はりきって食べましょー♪
フギン:「♪」なんかつけてんじゃねーよ! どんなゲームだ!
ジン:読むんじゃなかったな、こりゃあ。
ウラル:ま、まぁ、ふたつは一応、普通のリンゴなわけね。
フギン:でもさ、でもさ、アラーハ有利じゃね? お前、ものすごい鼻いいんだろ? ワサビがどれかわかってるんじゃねーの?
アラーハ:まぁな。
フギン:ずりぃ! 教えろっ!
アラーハ:(答えずリンゴをひとつ取る)さっさと食おう。早く終わらせた方がいいぞ、これは。
フギン:ぐわー、こいつ、自分だけ避ける気でやんの! ずりーぞずりーぞ!
アラーハ:……。
ジン:まぁ、相手が作者とあっては、逃げたらもっと悲惨なことになるんだろうな。ウラル、先に選ぶか? レディファーストだ。
ウラル:うう。ワサビでも性転換でもありませんようにっ!(リンゴをとる)
フギン:俺は逃げるぜっ! 誰がこんなもん食うかよ!(ドアに突進・天井から降ってきたタライが頭を直撃)きゅ〜。
ジン:いわんこっちゃない。これ、お前の分な。(フギンにリンゴを放って、最後のひとつを取る)せーので食うぞ。フギン、食えよ。
フギン:やだー!(じたばた)
ジン:せーの!(持っていたリンゴをフギンの口に押し込み、フギンのそばに転がっていたリンゴを食う)
フギン:ごもももっば!(やだってば!・あぐあぐ)
ウラル&アラーハ:しゃりしゃりもぐもぐ。
フギン:(ぼむん)ぐわー! なんだこれ髪伸びたー!
ジン:(爆笑)おいしい役どころ取りやがって、フギ子ちゃん! どーだ、女化した気分は? しっかりお召し変えまでしやがって!(わっはっは)
ウラル:なかなか似合ってるわよ、フギン! いいじゃないこのレースに刺繍に……。ヘッドドレスまでつけちゃって(けらけら)
フギ子:なんだよなんだよ二人で笑いやがって! で、性転換が俺だとすると、ワサビは誰だったんだよ結局!
ウラル:(笑いをおさめて)えーっとね、私は大丈夫だったわよ。ジンは? 笑ってるところ見ると、大丈夫ってこと?
ジン:ああ、紙が一枚入ってた以外は、普通のなかなか旨いリンゴだぞ。ということは……。
アラーハ:しゃりしゃりしゃりしゃり。
ウラル:あ、アラーハ?
アラーハ:(無言でリンゴの側面見せる・ものの見事に緑一色)
フギ子:うぎゃー! すまん、すまんかったアラーハ!
アラーハ:フギンならともかく、ウラルやジンにあたる可能性もあったからな(しゃりしゃり)なんなら食うか?
フギ子:なんだよ俺ならともかくって! 誰が食うかっ!
アラーハ:(さっきフギンの頭に落ちてきたタライをひろい、ひん曲げる)食うな?
フギ子:はいすんません、いただきます……。
ジン:よっぽど自己中よばわりされたこと怒ってるみたいだな。
ウラル:怒らせたら一番怖い人よね、アラーハって。あの腕力に体格に。
フギ子:(素直にワサビリンゴを食って)か、かれぇ……(ばたっ)
アラーハ:ふん。(←身長200cm、体重100kg強、握力測定不能の人)
ジン:女化してると、なんか気の毒に見えるから不思議だな。(フギンを助け起こし)おい、生きてるか?
フギ子:どりゃっ!(すかさずワサビリンゴをジンの口へ)
ジン:なっ……!
フギ子:おーっほっほっほ! 恨むなら作者を恨みなさい! 女だからって油断したら、ダ・メ・ヨっ。なーんてな!
ジン:言葉も出ん。おえ(ばたり・ぼむん)ん、なんだ俺も髪のびた?! フギンおまえまさか性転換リンゴのかけらを!
フギ子:(おーっほっほ!)俺ひとりでこんな笑いもんになるわけ、ないだろうが! 気分はどうだい、ジン子ちゃんよう(ジンのゴージャスドレスのすそをピラピラ)
ウラル:フギンがロリでジンがセレブって何なのこれ(くすくすくす) そのまま舞踏会にでも行けそう(けらけらけら)
ジン子:(ニヤリとしてドレスのすそをはためかせて立ち上がり)さ、リンゴはいかがですか、ウラルさん?
ウラル:遠慮するー(けらけら) フギンよりは上手ね。なかなかオカマがサマになってるじゃない(笑い止らないよー!)
ジン子:フフン……っておいおい、そんな言い方するか。
フギ子:遠慮なんてせずに、みんな仲良くオカマとオナベになろうぜー。
アラーハ:(ぎろりとフギンをにらみ)……さて、そろそろ本題に戻るぞ。投票結果はどこいったんだ。
ジン子:(苦笑い)話をそらしたな。ま、強引に言ったら殺されるか。なんせオカマになれだからなぁ。(リンゴから紙をぬきとり)俺の紙が投票結果みたいだ。一位、6票はご存知のとおり「風神の墓標で座談会」。以下、同着二位で「新作短編」「各話登場人物ごちゃ混ぜ短編」3票、同着三位で「馬シリーズで短編」「お礼以前にやることあるでしょ!」2票でした。以上18票、ありがとうございました!
フギ子:そのカッコでよくそんな真面目くさって言えるないつもの口調で(けらけらけら)
ジン子:お前もたいがいだろうがフギ子ちゃん。そんな目のやり場に困るような座り方はおやめになった方がよろしくなくて?
フギ子:そんなお姉さまむしろ身を乗り出して見る方なのにー!(げらげらげら)
ジン子:さ、気を取り直して、最後はウラルのリンゴだぞ。
ウラル:いいのかなー、そんなアッサリ気を取り直しちゃって(くすくす・リンゴから紙を引き抜いて)私、読めないから、かわりに読んで。最後のリンゴは第三部のネタ暴露だったわよね?
ジン子:ここでスケベじゃないと弁解したら、余計そう聞こえるだろう?(にやり) にしても、ネタ暴露なんざ作者として許されるもんなのか。ひとまず開けてみよう(がさがさ)ん、白紙じゃないか!
フギン:ここまで引っぱっといて白紙かよ!
アラーハ:なるほど、一年も更新引き伸ばしといてネタがゼロってことか。
フギン:たち悪ぃぞそれかなり!
ウラル:んー。ネタはあれど形にならずー、って前にうそぶいてたような(安心してリンゴしゃりしゃり)ね、アラーハ、リンゴ半分食べてくれない? もうすぐ晩ごはんだから、お腹いっぱいになっちゃうと。
アラーハ:ん、いいぞ。ちょうどさっきのワサビリンゴの口直しがしたかったんだ(しゃりしゃり)
ジン子:ふたりとも待て! さっきの紙に文字が浮き出してきた。
フギ子:ネタが出たか! どれどれ、何て書いてある?
ジン子:最後に忠告をひとつ。この紙の入っていたリンゴは、時間がたつと魔法リンゴに変質しますのでご注意。なんだと?!
ウラル:うそ! ごめんアラーハ、そんなつもりじゃ!(ぼむん)
アラーハ:早く言え! 作者め、はかったな!(ぼむん)
フギ子:あれ、ウラルあんまり変わらないな。服変わったくらい? なんでお前、ムール騎乗用の服なんか着てるんだ?
ジン子:いや、これはムールの騎乗服じゃない。それに剣までおびて。しかもこれ、どうも鋼鉄製じゃないみたいだぞ。
ウラル:んー、なんなんだろ。とりあえず性転換じゃなくてよかった。……アラーハは?
フギ子:そうだ、アラーハだ。どこ行った?
アラーハ:(メーヴェを持ってのっしのっし)
ジン子:お、おい、フギン、後ろ。
フギ子:へ?(きょろ)ぐぎゃー! なんだこの巨大モコモコ生物は!
ウラル:ト○ロじゃないの! メーヴェってことは、私はナウ○カ?!
ジン子:とうとう人様のキャラまで持ってきたか作者め。おそれおおくもジブリの名作を!
アラトロ:(のっしのっしやってきて、爪でがりがり地面をほる)
フギ子:なにやってんだ、アラーハ……。もしかして、言葉通じなかったりする?
アラトロ:(ぐしゃっとリンゴ握りつぶし、種を丁寧に植えはじめる)
ウラシカ:ま、まさかこれって?
アラトロ:リンゴの種からはリンゴが、魔法リンゴの種からは魔法リンゴが……(くくくく)俺たちだけがこんなはずかしめを受けるのはわりにあわん。だろう?
フギ子:あ、アラーハが黒い!(汗) お前そんなキャラだったか?!
アラトロ:(がしがしがし)
フギ子:そんなことしたらあの人体実験大好き軍医が大喜びするだけだぞ! やめろ、やめてくれー!(がたぶる)ウラルナ○シカ略してウラシカ! ここは特殊能力を生かすしかない。蟲笛だ! 蟲笛でアラーハト○ロを鎮めるんだ!
ウラシカ:ええー! た、たしか設定ではポケットにチコの実と一緒に入ってるんだったわよね。あった!(るるるるるる……)
アラトロ:(穴掘りの手を止め、ウラルをじーっ)
ウラシカ:森へ、森へお帰り……。
アラトロ:(森へ向かってのっしのっし)
フギ子:でかした! そのままメーヴェで森まで導くんだ!
ウラシカ:んー、いいのかな私がこんなことして。
フギ子:じゃあアラトロが魔法リンゴ大量生産してもいいのかよ?!
ウラシカ:それもそうよね(苦笑い) ではでは読者のみなさま、こんなオバカな座談会を最後まで読んでくださってありがとうございました。また、次は第三部連載開始時にお会いしましょう!(ぺこり・飛翔・るるるるる……)
アラトロ:(のっしのっし・去りぎわに片手をあげてバイバイ)
フギ子:ちゃんと締めていったな、ウラルのやつ。さすがは主人公だ。うんうん。
ジン子:主人公が行ってしまったことだし、こっちもお開きにしよう。第三部で俺が登場できないのが残念だ。でもまたいつか、こんな形で皆様の前に登場することになるさ。
フギ子:未読の方にはネタバレだよなぁ、これ。
ジン子:しまった。……まぁいいさ、この一言だけで、あの展開は予想できんはずだ。がんばれよ、第二部準主人公で第三部でも主要メンバー君。
フギ子:もち!
(ジン子&フギ子そろって女化解除・遠くからウラルの悲鳴)
フギン:どうした、ウラル!
ジン:まさか、座談会が終わってメーヴェが消えて、ウラルが空から真っ逆さまってオチじゃないだろうな?!
フギン:十分ありうるから怖い!
(全速力で駆け出す二人)
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